マスタードシードは、正規代理店を務めます台湾のマザーボードメーカー、ASRockのインテルX99チップセットを搭載するMini-ITX規格のマザーボード「X99E-ITX/ac」を、2015年4月24日より販売開始します。
X99E-ITX/acは、インテルX99チップセットを搭載するマザーボードで、Mini-ITX規格です。 インテルX99チップセットを搭載するマザーボードはCPU、メモリ、対応する機能などを考えるとATXサイズ以上でないと本来の性能を維持できないと考えられていますが、ASRock社ではそれに逆らい、Mini-ITXに全てを積み込むことを達成し、本製品を生み出しました。 この省スペースの中にUSB3.1、Ultra M.2ソケット、SATA Express、デュアルギガビットLAN、802.11ac無線LANといった高性能機能、高い信頼性と安定性をもたらす「Super Alloy Technology(超合金技術)」、6フェーズ電源設計、デジタルPWMを搭載しています。 CPUソケットに、「XシリーズOCソケット」と呼ぶ特殊なソケットを採用しています。 このソケットはピン数が増やされており、CPUの隠されたパフォーマンスを解き放ち、性能を向上させることができます。 CPUソケットの固定具はNarrow ILMとなるため、それに対応するCPUクーラーが必要となります。なお、本製品には対応するCPUクーラーが付属します。さらに、水冷クーラーを固定するためのプレートも付属しています。
スペースの関係上、メモリスロットは2本となっています。CPUにインテルXeonプロセッサーを搭載した場合には、ECC付きDIMM(アンバッファードおよびレジスタード)を搭載することが可能です。 次世代ストレージインターフェイスは、SATA Expressポートを1つ、PCIe 3.0 x4接続(SATA 6Gbps接続にも対応)のUltra M.2ソケットを1つ搭載しております。 サウンドには、RealtekのALC1150オーディオCODEC、115dB SNRの差動アンプ、そしてニチコンのファインゴールドオーディオコンデンサーが使われており、ノイズレベルが非常に低く抑えられています。 インテル製コントローラーのデュアルギガビットLANを搭載しており、チーミングによる帯域幅向上にも対応しています。 無線LAN機能として、デュアルバンド2.4/5GHz 802.11ac WiFiを搭載します。これはBluetooth 4.0にも対応します。 そして、USB3.0と比べて倍の速度となる10Gbpsの転送速度を持つUSBの最新規格、USB3.1をオンボードで搭載しています。 フロントUSB3.0ポートを搭載しますが、USB2.0しか対応できないMini-ITXケースのために、コンパクトなUSB3.0ピンヘッダ→USB2.0ピンヘッダ変換パーツを付属しています。
X99E-ITX/acの主な特徴
2オンス銅箔を使用した高密度ガラス繊維PCB(8層)採用 デジタルPWM、6電源フェーズデザイン ASRock Super Alloy Technology(超合金技術)による高い信頼性と安定性を実現 メモリスロットとPCIe x16スロットに15μm厚金メッキコネクター使用 DDR4 3200+のオーバークロックメモリをサポート インテルXeonプロセッサー搭載時はECC付きDIMM(アンバッファード、レジスタード)に対応 インテル製コントローラーのギガビットLANを2基搭載、チーミング動作可能 IEEE802.11ac+Bluetooth 4.0の無線LANモジュールを搭載 USB 3.1を2ポート搭載 USB 3.0を6ポート搭載。うち2ポートはフロントUSBポート SATA 6Gbpsポートを6ポート搭載 PCIe […]