コシナは、カールツァイスの一眼レフカメラ用交換レンズ「Otus 1.4/85」の発売日を4月21日と発表した。キヤノン用のZE、ニコン用のZF.2を同時発売する。
35mmフルサイズ用のMFレンズ「Otus」シリーズの新モデルで、1.4/55に続く85mm F1.4の大口径中望遠レンズ。逆付け可能なバヨネットフードが付属する。
Otus 1.4/85 ZE Otus 1.4/85 ZF.2
The best short tele lens in the world. Otus 1.4/85は、ツァイスが誇る豊富な知識と経験を基に設計された、名実共に最高級と呼べる中望遠レンズです。 あらゆる収差は徹底的な光学補正で除去されています。 その優れた性能を発揮させるのは、ポートレイト撮影に限りません。 ディテールの再現性はもとより、絞り開放時には抜群のボケ味によって被写体を際立たせます。 Otus 1.4/85は、何千ショットを撮った後でも最初の撮影で感じた興奮を繰り返し体験させてくれることでしょう。
レンズ設計: 1896年にカールツァイスのパウル・ルドルフ博士が設計した「プラナー」は、 対称型のレンズ構成において最も成功を収め、そしてその後のレンズ設計に最も多くの影響を与えたと言えるでしょう。 収差補正を施しやすく汎用性が高いプラナータイプの特性を生かし、Otus 1.4/85は開発されました。9群11枚のレンズには、非球面レンズや異常部分分散性の特殊光学ガラスが用いられ、“Floating Elements”設計も採用されています。
Otus 1.4/85の主な特長 極めて優れたコントラスト再現性 カラーフリンジ(偽色)の追放 中判カメラを連想させるシャープネス 色にじみの無いアポクロマート仕様 球面収差を除去する非球面レンズ設計
世界最高の中望遠レンズ Otus 1.4/85 ディテールを追い求める方のために完璧なハイライトを表現。同時に撮影者の創造力を最大限に発揮できるレンズです。 Otus 1.4/85をもってすればあらゆる撮影環境で卓越した性能を期待できます。
デザイン 1896年にカールツァイスのパウル・ルドルフ博士が設計した対称型レンズ構成が「プラナー」。 たぶん最も成功を収め、そしてその後のレンズ設計に最も影響を与えたレンズ構成でしょう。 収差補正を施しやすく汎用性が高い特性を生かして当レンズの原型となるマクロプラナーは開発されました。
11枚のレンズを9つのグループに搭載したプラナー 非球面レンズ 異常部分分散性の特殊ガラス製レンズ Floating Elements”設計
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