「第21回ITS世界会議デトロイト2014」 TOYOTA 安全運転支援に向けた自動運転技術開発の進捗状況を公表
交通事故死傷者ゼロという究極の目標 ●高度運転支援システム
【オートメイテッド・ハイウェイ・ドライビング・アシスト(AHDA)】 高速道路上での安全運転を支援することを目的にAHDAを開発 ITS世界会議でも展示されるAHDAは、車車間通信技術は搭載していないが、米国の実際の道路環境にあわせて改良されており、 時速70マイル(約110キロ)まで対応可能。
[tubepress mode=”tag” tagValue=”Ak6O7LhffHc” embeddedHeight=”480″ embeddedWidth=”854″] ●AHDA3つの技術 高速道路で安全に車線・車間を維持しながら走行できるよう、ドライバーの運転を支援
(1)ダイナミック・レーダー・クルーズ・コントロール(DRCC) フロントグリルに搭載された77ギガヘルツのミリ波レーダーで先行車を検知し、一定の車速および先行車との距離を確保する。
(2)レーン・トレース・コントロール(LTC) 前方カメラや77ギガヘルツのミリ波レーダーからのデータを用いて白線や前方車両を検知、最適な走行ラインを算出し、 自動的にステアリングや加減速を適切に調整。 ドライバーが車線内で、走行ラインをより簡単かつ安全に維持できるよう、支援を行う。
(3)ヒューマン・マシン・インターフェイス(HMI) 高度運転支援システムにおいてもドライバーが常に運転の主役であるべきとの考えのもと、 手動運転と自動運転の切り替えがスムーズに行えるよう、専用のHMIを採用。
プレビューHMI 走行中の道路状況および、これまでに蓄積されたセンサーの作動実績データに基づき、高度運転支援システムの利用が制限されうる場面で、 ドライバーに事前に警告を発する機能を備える。
地図データ、GPS、カメラ、レーダー等を活用することで、現在走行している車線を把握し、より正確に警告を発することができる。
ドライバーモニターやステアリング・タッチ・センサーなどの技術により、ドライバーの顔の向きやドライバーの手がステアリングに触れているかを検知することで、 運転への集中度を判断し、必要に応じてドライバーに警告を出す。
[tubepress mode=”tag” tagValue=”dQcl8rVClqI” embeddedHeight=”480″ embeddedWidth=”854″] ●要素技術
【車載用イメージングレーザーレーダー(SPAD LIDAR*1)】 SPAD LIDAR 性能向上に加え、大幅な小型化、低コスト化を図り、コンパクトに車載する。 ミリ波レーダーとステレオカメラ両方の機能を1つで備え、障害物の位置や形状を高精度で検知できると共に、 昼夜問わず、外光にあわせて感度を調節するアクティブセンサーを搭載している。
「2013 International Consumer Electronics Show」にて、研究中の自動運転技術の実験車を公開したが、 この実験車では、より大型のLIDARをルーフ上に搭載していた。
【3Dヘッドアップ・ディスプレイ(3D-HUD)】 米国のToyota Info […]